2020年はうるう年。2月29日がある4年に1度の年です。
2000年もうるう年でした。
そこで、突然ですが問題です。
- 西暦2100年はうるう年?
- 答えはNO。うるう年ではありません。
why?4の倍数じゃん…。
実はうるう年のルールにはこのようなものがあります。
・西暦が4の倍数は原則として閏年。
・ただし100の倍数は閏年ではない。
・ただし400の倍数は必ず閏年。
・ただし100の倍数は閏年ではない。
・ただし400の倍数は必ず閏年。
このややこしいルールにより、400年に97回うるう年は存在します。
この面倒なルールには、ちゃんとしっかりとした理由があります。
そこに関係してくるのが、地球の公転周期(365.242190402日)。
ここでは、およそ365.2422日としておきます。
この小数点より下の数字は、4年経つと0.9688になり、だいたい1日分ずれます。
ずっと1年が365日だとすると4年に約1日ずつずれていきます 。
400年経つと約100日分変わるので、秋なのに吹雪いてる。 そんなことが起こります。
400年経つと約100日分変わるので、秋なのに吹雪いてる。
ここで4年に1日だけ差し込めばまぁズレが少なくて済むだろうと
しかしここでまた問題発生。
4年で0.9688日ズレますが、毎回1日足してたら4年ごとに
4年ごとに0.0312日分ということは、400年ごとに3.12日分多くなります。
(これを対策しないと4000年位経つと1ヶ月くらいのズレが生じ
400年で+3.12日であれば、100の倍数はうるう年じゃないことにするか。となる訳です。
でもそうすると、+3.12日-4日=-0.88日。400年でのズレが-0.88日となりました。
そこで、さらにズレを緩和させるために100の倍数の中でも特に400年の倍数に限ってはうるう年なのです。
これによって、4000年でのズレは1日ちょいくらいになりました!
めでたしめでたし。
最期にもう一度…
・西暦が4の倍数は原則として閏年。
・ただし100の倍数は閏年ではない。
・ただし400の倍数は必ず閏年。
・ただし100の倍数は閏年ではない。
・ただし400の倍数は必ず閏年。
ここテストに出るぞ~。