小説書き出しの続きだけでも分かる説。

こんにちは、ジンです。

早押しクイズの1つのジャンルと言われて何が初めに思いつきますか?

 

はいそう!小説の書き出しですよね!(強引)

大半のクイズプレイヤーの方々は色々な小説の書き出しを覚えていると思います!!

ですが…

小説家「最初の一文しか知られてないのか…(泣)」

小説家の方々はきっと!書き出しじゃない部分も味わってほしいはずなのです!

ではここで質問です。

書き出しが無くても何の小説か分かりますか?

書き出しの部分を切り取った本文を表示しますので、正解だと思う小説名を選んでください!

問題は全部で10問です。書き出しを覚えていない人も覚えている人もチャレンジしてみましょう!

娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす。
長さは五六寸あって上唇の上から顋の下まで下っている。
必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。
夜の底が白くなった。
小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。
あるところは岨づたいに行く崖の道であり、あるところは数十間の深さに臨む木曾川の岸であり、あるところは山の尾をめぐる谷の入り口である。
青いくるみも吹きとばせ
二人はデッキの手すりに寄りかかって、蝸牛が背のびをしたように延びて、海を抱え込んでいる函館の街を見ていた。
熱海湾に面した沿道は白昼の激しい陽射しの名残りを夜気で溶かし、浴衣姿の男女や家族連れの草履に踏ませながら賑わっている。
完璧な絶望が存在しないようにね。