「彼のことを、私と息子は博士と呼んだ。」。この書き出しの作品は?

今回の記事は愛音泣音さんから投稿していただいたクイズになります!

書き出しクイズで、全5問!

①「歌島は人口千四百、周囲一里に充たない小島である。」という書き出しで始まる、三重県にある架空の島・歌島を舞台に、漁師の久保新治と海女の宮田初江の恋愛を描く、三島由紀夫の小説は何でしょう?
『潮騒』
②「野島がはじめて杉子に会ったのは帝劇の二階の正面の廊下だった。」という書き出しで始まる、新人脚本家の野島と作家の大宮の2人を中心に物語が進む、武者小路実篤の小説は何でしょう?
『友情』
③「あれはたしか終戦直前だった。」という書き出しで始まる、2013年には岡田准一主演で映画化もされた、百田尚樹の代表作である小説は何でしょう?
『永遠の0』
問題文はプロローグの書き出しで、第一章 亡霊の書き出しは「スターウォーズのテーマで目が覚めた。」となっています。
④「彼のことを、私と息子は博士と呼んだ。」という書き出しで始まる、2006年に小泉尭史監督により映画化された、第1回本屋大賞受賞作である小川洋子の小説は何でしょう?
『博士の愛した数式』
⑤「私の書斎のいろいろながらくた物などいれた本箱のひきだしに昔からひとつの小箱がしまつてある。」という書き出しで始まり、橋本武が3年間かけてこの本一冊を読み込む授業を行ったことで知られる、中勘助の小説は何でしょう?
『銀の匙』
橋本武が行った授業は、灘中学校で実際に行われた『銀の匙』授業のことで、この時には中島らもなどがいたそうです。