最後の一文クイズ

kQwerty
みなさんこんにちは、kQwertyクワーティーです。
クイズで文学作品を問うときに頻出なのがその作品の「書き出し」ですよね。
でも、その作品の「最後の一文」にも魅力はたくさんあると思うんです。
というわけで、最後の一文からその作品を当てるクイズを用意してみました。
①「勇者は、ひどく赤面した。」
②「人にして人を毛嫌いするなかれ。」
③「虎は、既に白く光を失った月を仰いで、二声三声咆哮したかと思うと、又、元の叢に躍り入って、再びその姿を見なかった。」
④「されど我脳裡(のうり)に一点の彼を憎むこゝろ今日までも残れりけり。」
⑤「政治による救いなどは上皮だけの愚にもつかない物である。」

書き出しには聞きなじみがあった作品も、最後の一文では推測しづらいものもあったと思います。
どんな物語があって、この最後の一文になるのか?
作品の楽しみ方のひとつにしてみてはいかがでしょうか?
この記事を読んでくださって「ありがたいありがたい。」(夏目漱石『吾輩は猫である』の最後の一文より)