トリアージクイズ

コラム

今回の記事はそらしのさんから投稿していただいたクイズになります!

コロナウイルスの蔓延に伴う医療崩壊の報道時に度々耳にした言葉「トリアージ」。
広辞苑第七版によると、トリアージは「災害・事件で発生した多くの負傷者を治療する時、負傷者に治療の優先順位をつけること。最も有効な救命作業を行うためのもの。」と定義され、一般的には「識別救急」という別名でも呼ばれることのある単語です。

今回はそんな『 トリアージ 』について更に深くクイズを出していきたいと思います。

全12問ですっ!!

フランス語
[トリアージとは、フランス語で「選別」という意味があります。]
ドミニク=ジャン・ラレー
[ドミニク=ジャン・ラレーは1792年に史上初の救急車(当時は救急馬車)を開発したことでも知られているフランスの軍医です。]
トランスポーテーション(搬送)
[より多くの人の命を救うために治療の優先度を決める「トリアージ」、安定化のための応急処置を行う「トリートメント」、本格的な治療のために患者を被災地以外の医療機関に移送する「トランスポーテーション」。いずれも大事な項目です。更に医療管理における4つ項目を加えてCSCATT (Command、Safety、Communication、Assessment、Triage、Treatment、Transferという呼ぶこともある。]
緑色
[解説は次の問題に載っています]
赤色
[日本では、トリアージタッグの色はそれぞれ
・黒→死亡している、もしくは明らかに生存の可能性がない傷病者
・赤→生命の危険性が高く,現場で直ちに治療が必要だと判断された傷病者
・黄→基本的にはバイタルが安定しており、治療が多少遅れても生命に危険が及ばないと判断された傷病者
・緑→軽症で専門的な治療を必要としないと判断された傷病者となっています。]
START法
[このSTART法はsimple triage and rapid treatmentという英語の略です。この一次トリアージの段階は別名「Sieve(篩い分け)」の段階と位置付けられることもあります。DMATでは一次トリアージで行っています。]
PAT法
[このPAT法はPhysiological and Anatomical Triageの略です。DMATでは二次トリアージで行っています。一応、「生理学的解剖学的評価」という別名もあるそうです。今回はクイズにしませんでしたが、他にも指標としてJumpSTART法、SALT法(Sort,Assess,Life-saving intervention,Transport/Treatment)やCTAS(The Canadian Triage and Acuity Scale)などの指標もあるそうです。]
Cincinnati Prehospital Stroke Scale(シンシナティ病院前脳卒中スケール)
[これが分かった方は本当に凄いと思います。主に脳卒中の病院前診断において使用されます。この3つの項目のうち、一つでも適合したら、病院への緊急搬送がなされます。]
毛細血管再充満時間(capillary refilling time)
[2秒以上の時は緊急治療群(Ⅰ:赤)、2秒未満の時は循環の問題なしと判断されるものとなります。短時間でトリアージしていかなければならない緊急医療現場にとっては大事な指標です。]
Dysfunction of CNS(中枢神経系の機能障害)
[これが分かった人は本当に凄いと思います。CNSが中枢神経系(central nervous system)、Dysfunctionが機能不全(悪化を意味する接頭語「Dys」+機能を表す「Function」)を表す通り、この段階では意識を主に確認します。]
バイタルサイン
[生命(vital)の兆候(sign)だからバイタルサインです。この情報は患者の生命に関する最も基本的な情報とされ、緊急医療の現場のみならず、一般の医療にも使用されています。また、緊急医療の現場では「意識レベル」「尿量」の2項目を含めた6項目のバイタルサインが使用されることもあります。]
善きサマリア人の法
[この法律はアメリカやカナダ、オーストラリアなどで施行されています。この法律によって、その場に居合わせた人が傷病者の救護活動などの合理的な救護活動は法的に保護されます。ただし、日本においてはこの導入自体が長らくの間論争となってはいるものの未だ合法化されていないので、合法化されるまでには長い年月がかかるものと思われます。]

問題の不備やご意見・感想はコメント欄かお問い合わせにお願いします。

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